********************************************************************** ☆ 特定・宇宙ニュートリノ第9回研究会のお知らせ その2☆ ********************************************************************** |
特定領域研究「ニュートリノ」都立大・新潟大計画班 宇宙ニュートリノ観測情報融合センター 共催 ●●● 最新ニュース ●●● 4月20日(土)にSNOグループから発表があり、第1期(塩を入れる前)の 中性カレント反応の測定結果、およびニュートリノフラックスの日夜変化の データが発表されました。前者の結果は5.3 sigmaで太陽ニュートリノ振動を 確証し、後者は荷電カレント反応を使って初めてNight-Day asymmetry 7.0 +- 4.9 +1.3/-1.2 %(NC eventにおけるNight-Day asymmetryを補正した 後の数字)を観測したと主張しています。また他の全ての太陽ニュートリノ 観測と合わせると大角度MSW解が唯一残る解のようです。詳しくはSNOグループ のHPをご覧下さい。 http://www.sno.phy.queensu.ca/ この新しいデータの重要性に鑑み、研究会ではこの解説をしていただくと ともに参加者からのコメントをいただく計40分の「特別セッション」を設ける ことにしました。 以上の変更を含んだプログラム最終版をお送りします。 宿舎・交通案内等の1回目のお知らせの内容については以下のホームページ のどちらかをご覧下さい。 http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/rccn/doc2/nu-meet9.html http://musashi.phys.metro-u.ac.jp/ 第9回研究会 日時:2002年5月8日(水)午前10時より。 場所:都立大学国際交流会館 中会議室 研究会のあり方の議論も兼ねて8日の夜に有志によるインフォーマルな会を 持ちます。 |
特定・宇宙ニュートリノ第9回研究会プログラム |
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午前:10:00 - 12:40 「二重ベータ崩壊実験のレビュー」 (最近の"evidence"についてのコメントを含む) 江尻宏泰(RCNP)60+10 min. [pdf 6.3Mbyte] 「二重ベータ崩壊理論解析のレビュー」 杉山弘晃(都立大理)40 min. [pdf 0.2Mbyte] 休憩 20 min. 「Double beta decay study of $^{48}$Ca by ELEGANT VI and CANDLES project」 小川 泉(阪大理)30min. [pdf 8.9Mbyte] 昼食 午後 I:14:00 - 15:40 「The NEMO experiment: 10 years of R&D for neutrinoless double beta decay and status of the NEMO3 detector」 Fabrice Piquemal (CENBG) 20 min. [pdf 2.1Mbyte] 「Ultimate NEMO3 sensitivity」 Serge Jullian(CENBG) 20 min. [pdf 0.2Mbyte] 「Majorana」 江尻宏泰(RCNP) 20 min. [pdf 1.5Mbyte] 「最近のSNOデータを巡って」 (レビュー) 竹内康雄(宇宙線研 神岡宇宙素粒子研究施設) [pdf 1.6Mbyte] これを巡る議論 谷本盛光 10 min. [pdf 0.1Mbyte] ----- coffee break ----- 午後 II:16:00 - 17:40 「二重ベータ崩壊とニュートリノ質量階層構造&CP位相」(レビュー) 波場直之(三重大工)40 min [pdf 0.4Mbyte] 「MOON検出器と位置測定によるバックグラウンド除去法」 能町正治(阪大理)30min. [pdf 1.5Mbyte] 「XMASS」 森山茂栄(宇宙線研 神岡宇宙素粒子研究施設)30min. [pdf 0.6Mbyte] ----------------------------------------------------------------- 宇宙ニュートリノセンター 梶田隆章 特定領域研究 新潟大計画班 谷本盛光 同 都立大計画班 南方久和 =================================== |