☆ 特定・宇宙ニュートリノセンター共催研究会のお知らせ ☆
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2000年度から特定領域研究「ニュートリノ振動とその起源の解明」が
開始されます。この中で、広い意味での「ニュートリノ現象論」を分担している
都立大計画班(代表者南方)と宇宙線研究所に昨年度から設置されている
宇宙ニュートリノ観測情報融合センター(センター長 梶田)
とが共同で、ニュートリノ現象論の勉強会的性格をもった研究会を
持続的に続けて行こう、と計画しました。実験屋と理論屋が共同でこの
ような試みを行うことは稀ですが、重要なことと考えます。
形式ばらずにニュートリノ現象論の最前線を常にカバーしつつ、互いに刺激
しあい、オリジナルなアイデアを生みだして行けたらと思っています。 場所は宇宙線研と都立大で交代に開き、できれば1ー2カ月に1回のペース を目標としています。(不定期に他の計画代表の地元での開催も考えています。) 皆様のご支援とご協力によってこの分野の発展と若手研究者の育成を目指したい と考えます。 |
さて、以下はは第1回の研究会のお知らせです。 |
第一回ニュートリノ研究会プログラム:
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日時:5月12日(金) 場所:宇宙線研究所大セミナー室(6階) (新しい宇宙線研究所の場所は、 http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/intro/shissetsu_kashiwa.html に出ておりますので参考にしてください。) |
午前:大気ニュートリノ |
10:30〜11:00 大林(宇宙線研)大気ニュートリノの3世代解析 11:00〜11:30 歳籐(宇宙線研)大気ニュートリノをもちいたステライルニュートリノへの 振動の可能性の解析 11:30〜12:00 安田(都立大) 大気ニュートリノの4世代解析とステライルニュートリノ シナリオの現状 |
午後:レプトンCP非保存をどう測るか |
14:00〜14:30 佐藤(九大) Neutrino oscillation and CP violation 14:30〜14:45 安田(都立大) Conventional beamとneutrino factoryにおける CP非保存測定の比較 14:45〜15:15 南方(都立大) Measuring Leptonic CP Violation by Low Energy Neutrino Oscillation Experiments 15:15〜15:40 休憩 15:40〜16:00 小中(TRIUMF/KEK) Low energy neutrino 実験の可能性 16:00〜16:30 谷本(新潟大) Ue3測定が理論に与えるインパクト |